みなさま、こんにちは。

今回は、須磨区の受入施設である【おやこふらっとひろば名谷】を運営する社会福祉法人翠福祉会理事長の豊田さん、おやこふらっとひろば名谷のリーダー梶原さん、名谷みどりこども園の野田さんに取材させていただきましたのでご紹介します。

　　　　　　理事長　豊田さん（写真左）／梶原さん（写真中央）／野田さん（写真右）

この度、「地域子育て支援拠点事業を行う施設」がＫＯＢＥシニア元気ポイント活動受入施設として追加されました。

地域子育て支援拠点事業とは、公共施設や保育所、児童館など地域にある身近な場所で、子育て中の親子が気軽に集い、交流や育児相談ができる場を提供する事業です。

【おやこふらっとひろば名谷】は、須磨区役所北須磨支所（新庁舎2階）に2024年8月13日にオープンした新しい施設で、0歳から就学前のお子様とその保護者向けの屋内ひろばです。

施設の特徴：
・切り株をイメージした階段や木の滑り台を設置した広々としたスペース
・子育ての悩みを、経験豊富な職員に相談できるスペース
・絵本の読み聞かせや楽しいイベントの開催

事務局スタッフが伺った際も、夏休み中ということもあり、たくさんの子どもたちとその保護者で賑わっていました。　　　　　　

それでは、インタビューを紹介します。

Q1. 施設でボランティア等の活動を受け入れることになった経緯は？

豊田さん：系列では「ＫＯＢＥシニア元気ポイント」の五つ目の登録施設です。箕谷児童館、みどりこども園が登録しており、大変効果的だと聞いていました。名谷地域では、名谷みどりこども園、名谷フォレスト保育園が2024年6月に登録しました。高齢者の外出機会の増加や、社会参加への架け橋、ひいてはこの名谷地域のコミュニティーのさらなる拡大になればとの思いで受け入れに至りました。

Q2. この制度に登録したきっかけは？

豊田さん：開設当初から、地域の皆さんに応援していただけないかと考えていました。おやこふらっとひろばは、0歳から未就学児とその保護者しか利用できませんが、区役所の中にあり、名谷にはシニアの方も多くおられるので、協力していただく機会を設けたいと思っていました。

「地域子育て支援拠点事業を行う施設」がKOBEシニア元気ポイント制度の活動受入施設として登録できると知り、すぐに登録しました。日頃から、子育て支援や地域交流を大切にしている中で、子どもたちの見守りや保護者とのちょっとした会話、活動登録者の方々の豊かな経験に基づいた助言を通じて、このひろばがより居心地の良い場所になることを期待して参加を決めました。

Q3. 募集中の活動内容は？

梶原さん：以下のような活動を募集しています。

・子どもたちの見守り
・おもちゃの消毒
・ひろばの環境整備
・イベント時の補助（季節イベントなど）

活動時間は、9時から12時まで、または13時から17時の間で2時間程度です。

絵本の読み聞かせや楽しいイベントも開催しており、今後もハロウィンなどの季節イベントを企画中です。予約制ではなく、誰でも参加できるような間口の広いイベントを考えています。そうした際の見守りなども大変助かります。

この日も、取材の途中で絵本の読み聞かせが始まり、みんなが集まってきました！

Q4．活動受入の際に工夫していることは？

豊田さん：エプロンを作ったんですよ。

事務局スタッフ：かわいい！

豊田さん：活動者の方には、このみどり色のエプロンを着用していただく予定です。スタッフは茶色のエプロンを着用し、色分けをすることで「地域の方々も見守っています」とアピールできればと考えています。

野田さん：手作りのチラシも、須磨大丸の4階の図書館や各所に置いていただいています。多くの方に手に取っていただけることを期待しています。

Q5，どのような方を募集していますか？

梶原さん：こころに寄り添い、人と人とのつながりを感じられる憩いの場づくりに協力いただける方を募集しています。具体的には：

・ご近所にお住まいの方
・お子様が好きな方
・スタッフと一緒に子どもたちをにこやかに見守っていただける女性の方

「ちょっとこっちにおいで」みたいな感じでお声がけしてくださる方だと本当にありがたいです。

　　　　　　　須賀さん（写真左）／梶原さん（写真中央）／山内さん（写真右）

スタッフの皆さん、ご協力ありがとうございました！

今後も活動者のみなさまに参考になるよう、取材を続けて参ります。次回は、別の地域子育て支援施設を取材予定です。どうぞお楽しみに。

今回取材したのはこちら　→　おやこふらっとひろば名谷

活動の内容を必ずご確認いただき、活動を希望される際は、施設に直接ご連絡ください。