神戸市民65歳以上の方対象 神戸市委託事業 KOBEシニア元気ポイント
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2021.11.04活動報告
みなさま、こんにちは。
本日は、垂水区の受入施設である デイサービス ハーブテラス星が丘 にて
活動中の水成さん、代表取締役の沖田さん・施設管理者の大堀さんに取材のご協力をいただきました!
活動の様子や、活動を通しての感想、施設にとって活動者とはどのような存在か、などをインタビューでお答えいただきました。
活動者 水成さん(ハーブテラス星が丘にて約2年活動中)
施設管理者 大堀さん(写真左)・代表取締役 沖田さん(写真右)
ーまず、活動者の水成さんへ、取材にご協力いただきました。
Q1.活動を始められたきっかけを教えてください。
水成さん:
もともとハーブテラス星が丘さんで送迎ドライバーとして勤務していました。
その後「囲碁将棋のお相手」の活動も、仕事と並行して始め、2年ほど前から活動のみに専念するようになりました。
KOBEシニア元気ポイントへの登録は、沖田さんに勧めていただいたことがきっかけです。
Q2.活動する上で「工夫されている事」はありますか?
水成さん:
まず自分が人と接する事が好きなので、やっていて楽しい、というのが一番にあります。
特別に何かを工夫する、というより、まず自分が楽しみ、その気持ちがお相手にも伝わればいいな、と思います。
気を付けている事としては、利用者さんはご高齢なので、一緒に歩く時など、何かあったらすぐに手助けできるように心がけています。
Q3.今、週3回活動をされていますが、今後はもっと増やしたい、などお考えですか?
水成さん:
活動はとても楽しいですし、他の時間は自分の時間として大切にしたいと思っていますので、今はこのペースが自分に合っていると思っています。
Q4.たくさん活動されているので、ポイントもすぐに貯まりますね(笑)
水成さん:
そうですね(笑)貯まったポイントは交通費にでもしようかと考えています。
Q5.最後に、これから活動を始められる方に一言、お願いします!
水成さん:
何よりも、活動を「好き」という気持ちが大事だと思います。
人との交流は本当に楽しいものです。これから活動したい、という方は、
みなさん意識の高い方ばかりだと思いますので、その前向きな気持ちと、
「自分が楽しい」と思う気持ちを大切に、一歩を踏み出してほしいと思います!
― 水成さん、取材にご協力いただき、ありがとうございました。続いて、代表取締役の沖田さん・施設管理者の大堀さんへお話しをうかがいました。
Q1.活動受入をすることになったきっかけを教えてください。
沖田さん:
施設を立ち上げた当初から、知り合いの方にお声をかけて、ボランティアをお願いしていました。
そのご縁で今の活動者の方々に来ていただいています。
私が施設を運営して行く上でのモットーとしまして、「その人らしく、最後まで」というものがあります。
活動者さんには、いろいろな趣味・特技をお持ちの方がたくさんいらっしゃいます。
そういった方の活動のサポートをしながら、利用者さんだけでなく、活動者さんにも、自分らしく活躍できる場所の提供ができれば、と思っています。
Q2.現在受入されている活動者さんは、どのような活動をされていますか?
沖田さん:
お1人は今回取材に応じてくださった水成さんで、レクリエーションの補助(囲碁・将棋のお相手)です。
その他にも、お習字の先生と、最近では朗読の先生にも来ていただいています。
Q3.受入をしてみて良かったと思う点はどんなところでしょうか?
大堀さん:
活動をしていただく間、職員が他の業務に手がまわり、助かることがたくさんあります。
また、職員の考えたレクリエーションではマンネリ化してしまう所も、様々な特技を持った活動者さんたちに助けていただく事で、幅が広がり、利用者さんにも喜んでいただけています。
Q4.受入をする上で工夫している点などありますか?
大堀さん:
活動者さんは、利用者さんを飽きさせないよう、いろいろ工夫を凝らしてくださっています。
施設としても利用者さんに内容がよりわかりやすいように、例えば朗読の題目をボードに用意したり、声が聞こえやすいよう座り方を工夫するなど、活動がより良いものとなるような環境を整えるサポートをしています。
また、利用者さんの集中が持つ時間や、活動者・利用者双方の負担にならないような時間の調整には注意を払っています。
新型コロナウイルスの感染予防に関しても、消毒などを徹底し、安心して活動に取り組んでいただけるよう配慮しています。
Q6.活動者の方は、どういった存在でしょうか?
沖田さん:
来てくださるだけで元気をもらえる存在です。
また、職員だけでない第三者が入るという事で、いろいろと気づく事がたくさんあります。
活動者さんのみなさんは意識が高い方ばかりで、とても気持ちよく活動していただいています。
Q7.KOBEシニア元気ポイントについては、どのようにお考えですか?
沖田さん:
良い取り組みだと思います。
既存の活動者はもちろん、これから活動を始められる方のきっかけづくりにはとても良い制度だと思います。
Q8.これから受入施設に登録しようと考えている施設に一言お願いします!
沖田さん:
いろいろな分野の人に来ていただき、職員ではできないような活動を行っていただけるという点で、非常に助かっています。利用者さんに、より楽しい時間を提供できるので、施設職員・利用者さん共に、来ていただくのをとても楽しみにしています!
大堀さん:
活動受入をするという事は、最初は不安もあると思いますが、良かったと思う事がたくさんあります。新しい方を受け入れる際にはお互いの活動に対する考え方の相違が生じないよう、事前にしっかりと面談などで確認すると良いと思います。
ー沖田さん、大堀さん、ありがとうございました。
今回も、施設の担当者の方と活動者の方から、とても貴重なお話を聞かせていただきました。
取材にご協力いただいた水成さん・沖田さん・大堀さん、そして施設のみなさま、本当にありがとうございました。
今後も活動者のみなさまの活動の参考になるよう、引き続き取材を行いますので、次回もお楽しみに★
今回取材した施設はこちら → ハーブテラス星が丘
過去の活動インタビュー記事は下記よりご覧いただけます。
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