神戸市民65歳以上の方対象 神戸市委託事業 KOBEシニア元気ポイント
KOBEシニア元気ポイント事務局
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2022.01.12活動報告
みなさま、こんにちは。
本日は、活動インタビューの第4回!
垂水区の受入施設である リハビリ型デイサービス 【リハビリセンター りらいふ舞子】にて活動中の尾崎さん、施設担当者の垂井さんに取材のご協力をいただきました。
活動開始のきっかけや活動中の様子、施設にとって活動者とはどのような存在か、などをお伺いしました。
活動者 尾崎さん (写真左) 活動歴約1年。
施設担当者 垂井さん (写真右) 勤務歴10年。
― まず、活動者の尾崎さんへ取材にご協力いただきました。
Q1. 今の施設で活動することになったきっかけを教えてください。
尾崎さん:
以前は別の施設で活動していましたが、コロナの影響で活動自体がなくなり、他の施設を探していました。その時、以前の施設と場所が近いこちらの施設に連絡をしてみました。自宅から近いわけではないですが、以前の施設と近いので、地理的にわかりやすい、というのも決め手の一つでした。
Q2. どのような活動をしていますか。
尾崎さん:
炊事場で食器洗いやお弁当のごはんを詰めるお手伝いなどをしています。配膳・下膳は職員の方がされるので、主に炊事場の中での細々としたお手伝いをしています。活動は2時間ですが、あっという間に時間が過ぎます。
Q3. 活動に際して「やりがい」や「苦労したこと」また「工夫していること」を教えてください。
尾崎さん:
やりがいは、やはり一番は誰かの役に立てる、という事が大きいです。施設の職員さんは本当に親切で、合間にお話しするなどコミニケーションも良好で、特に苦労したことは思い当たりません。工夫している事としては、活動の傍ら、食器やポット、やかんなどの茶渋を漂白するなど、時間が余れば何かないか探してやったりしています。
Q4. KOBEシニア元気ポイント説明会への受講のきっかけは何ですか?
尾崎さん:
広報誌KOBEに掲載されていた記事を見て参加しました。前々からこういった活動(ボランティア)には興味があったんですが、なかなか踏み出せなかったところ、ちょうど良いきっかけをもらったと思っています。
Q5. KOBEシニア元気ポイント説明会を受講した感想を教えてください。
尾崎さん:
わかりやすかったと思います。とにかく何かしたい、という気持ちが強かったので、説明会を聞いてすぐに登録を申し込みました。
Q6. 昨年度、換金をされたポイントはどのような事に使いましたか?
尾崎さん:
特に使い道というのはなかったので、口座に残ったままです(笑)今後もそのまま貯めていこうと思っています。
Q7. これから活動を始められる方にアドバイスをお願いします!
尾崎さん:
まずは頭でいろいろ考えるよりも気軽に始めてみることをお勧めします。私自身も、何かやりたいという気持ちはあっても、なかなか踏み出せなかったですが、このKOBEシニア元気ポイントという制度に登録することをきっかけとして、今、こんなに楽しく活動できています。また、活動を続けられたのは、施設や職員さんの雰囲気の良さが一番ですね。わからないことも気兼ねなく聞ける環境が、何よりありがたいと思っています。
― 尾崎さん、取材にご協力いただき、ありがとうございます。続いて、施設担当者の垂井さんへお話しを伺いました。
Q1. 施設について教えてください。
垂井さん:
リハビリを中心としたデイサービスになります。理学療法士や作業療法士やセラピストが考えた運動を中心としたリハビリメニューを職員が研修し、利用者さんに提供しています。ご希望の方には、昼食(お弁当)やお風呂も提供しています。利用時間は10時~15時半までで、職員は常時9名います。
Q2. スタッフさんにとって、活動者はどういった存在でしょうか。
垂井さん:
スタッフまではいかないまでも、利用者さんとスタッフの中間のようなとても貴重な存在だと思っています。いつも大変助けていただいています。
Q3. 受入をして良かったこと・苦労したことは?
垂井さん:
やはりスタッフの業務量の軽減が一番ありますね。職員が一人で配膳・下膳をしているので、その合間に利用者さんと何気ないお話をしてもらうなど、助けていただいています。
苦労した事というよりは、活動者の方には、雑用をしていただく事が多いので、少し心苦しい時があります。配膳や下膳に関しては、利用者1人1人に合わせたメニューがあるため、職員が担当しています。そうすると必然的に炊事場の中での作業になりますので、申し訳ないと思う事もあります。活動者、利用者ともよりよい活動を模索している所です。また炊事場での作業になると、どうしても立ち仕事になるので、適宜休憩していただけるよう、いすなどを用意しています。今後はお話相手や傾聴の活動受入も考えていきたいと思います。
Q4. 活動受入の際に注意・工夫していること(コロナも含めて)を教えてください。
垂井さん:
お問合せをいただいた方には、一度面談や見学をし、雰囲気をつかんでから活動に入ってもらうようお願いしています。活動者とこちらの希望が合致するよう、事前に面談などでもきっちりお話させていただくようにしています。
実際活動していただく際には、こちらの望んでいる活動内容をわかりやすくお伝えするようにしています。また他の活動者の方と一緒に入ってもらうなど(現在は曜日により別々に活動されている)活動者同士の交流も深めていただけるよう考えています。
Q5. これから施設登録しようか考えている施設に一言。
垂井さん:
デメリットが特に何も思い当たらないです。活動者・施設ともにプラスになる事の方が多いと思いますので、ぜひ積極的に登録して受入をしてほしいと思います。
Q6. これから活動をはじめられる方にアドバイスをお願いします!
垂井さん:
面談や見学をしたからと言って、必ず活動しなくてはいけないわけではありません。施設見学といった気軽な気持ちでお問い合わせしてみられたら良いと思います。また面談の際には、しっかりとご自身のご希望を伝える事が肝心だと思います。
― 垂井さん、施設のみなさま、ご協力ありがとうございました。活動者のみなさまの活動の参考になるよう、引き続き取材を行いますので、次回もお楽しみに★
今回取材した施設はこちら → リハビリセンターりらいふ舞子
過去の活動インタビュー記事は下記よりご覧いただけます。
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