神戸市民65歳以上の方対象 神戸市委託事業 KOBEシニア元気ポイント
KOBEシニア元気ポイント事務局
電話番号078-335-6543
●受付時間
月~金曜日[ 9:00~17:00 ]
(土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く)
2022.09.14活動報告
みなさま、こんにちは。
今回は、幼保連携型認定こども園 多夢の森 にて活動中の 柳澤さん と、主幹保育教諭 永井さん に取材させていただきました。
KOBEシニア元気ポイントの受入施設として、こども施設が対象に追加となってから、
初めてのこども施設への取材となります。
いつものインタビューに加えて、こども施設ならではのお話も、たくさんお伺いする事ができました!
施設担当者 主幹保育教諭 永井さん (写真左) / 活動者 柳澤さん (写真右)
ーまずは、活動者の柳澤さんへのインタビューです。
Q1.KOBEシニア元気ポイントの説明会参加のきっかけは?
柳澤さん:
3月まで仕事をしていたのですが、それまで仕事に充てていた時間がぽっかり空いてしまったので、何かしてみたいなと思っていた時に、広報紙KOBEで制度を知りました。
Q2.多夢の森を選ばれた理由は何かありますか?
柳澤さん:
自宅から近いというのは大きいですね。施設への道は自然が多く、四季の移り変わりを眺めながら通うのも、楽しみの一つとなっています。
また、こども施設という事もあり、成長していく子供たちの姿を見ていると元気になります。
Q3.活動内容はどういったことをされていますか?
柳澤さん:
週に2回、お部屋のお掃除をしています。基本はお掃除なのですが、この前は園児のお散歩の付き添いで、公園へ行ったりもしました。
公園の管理ボランティアもやっているので、先生からお願いされて同行してきました。
Q4.こども施設ならではの楽しさ、逆に困ったこと、などありましたら、教えてください。
柳澤さん:
子供たちはとにかく好奇心旺盛なので、お掃除していると寄ってきて、いろいろとマネしたがったり、掃除機のコードがくるくると掃除機に収まるのが面白いのか、何度もボタンを押そうとしたり(笑)大変ですが、見ていて飽きないですね!
お手伝いしたい!と言ってくれる子もいて、微笑ましいですが、どこまで子供と関わるかは難しい所ですね。
一緒に遊びたがったり、お手伝いしようとする子供たちには、きっとおうちでお母さんたちは忙しいでしょうから、時間が許す限りは、関わってあげたいな、とは思うのですが、そこは活動中という事もありますし、どこまで関わっていくかは、その都度先生たちと相談しながらやっています。
Q5.活動の際に気をつけていることはありますか?
柳澤さん:
毎回ルーティンは決まっているのですが、その日の子供たちの様子によって、例えばお掃除場所を変更したり、順番を変えたり、という工夫はしています。
それもその都度、先生方と相談しながら進めています。園内は広いので、時間が余ったり、手持ち無沙汰になることもなく、いいペースで進められます。
Q6.これからの活動を始められる方にアドバイスを!
柳澤さん:
子供たちの変化は、毎日見ていて飽きないですね。どんどん成長していく姿を見ていると、とても楽しく、心も脳も活性化されて自分自身も元気になれます。
高齢者施設も良いですが、こういったこども施設にも、ぜひ興味を持っていただけたら、と思います。
ー柳澤さん、ご協力いただき、ありがとうございました!
続いて、施設担当者の永井さんに、お話をお聞きしました。
Q1.KOBEシニア元気ポイントに参加しようと思われたきっかけは何ですか?
永井さん:
元々地域の方々に見守りなどをしていただく機会は多く、子供たちにとっても保護者の方にとっても良い環境だと思っていました。
ボランティアとして参加されている方がいるわけではないですが、地域の皆さんの手を借りて、みんなで子育てをしているといった環境です。
そういった中で、お近くの方でも、園に興味を持っていただいているにも関わらず、ご自身から手を挙げにくい方をどうやって探そう、となった時に、
園長が園長会議でこの制度がこども施設も対象施設となる、とのお話を伺って、ぜひやってみよう!と参加を決めた事がきっかけですね。
元々は地域の方々との関りを持ちたくて参加させていただきましたが、もちろんご近所の方を限定しているわけではなく、日中でしたらお迎えの駐車もありませんので、駐車場を使用していただく事も可能なので、遠方の方でも、来ていただいて大丈夫です。
Q2.受入をして良かった、と思うことはどんな事でしょうか?
永井さん:
こども園は事務量も多く、忙しくて中々手が行き届かない時もあるのですが、
そういった時に助けていただけるので感謝しかないです。
本来の業務に集中できるという事で職員一同とてもありがたいと思っています。ですので、もし明日から柳澤さんが来られなくなるってなったら、職員みんな「え~!?」ってなると思います(笑)
Q3.活動者はどういった存在ですか?
永井さん:
業務の上で本当に助かっている、というのはもちろん、子供たちにとっても、多様な方と関わりを持つ事は、とても大事なことだと思っています。
保育の面でも、一定の職員以外の目がある、という事は、子供たちをいろいろな視点で見ることができ、また子供の様々な面を引き出せる、という点でもありがたい存在です。
園にとっての【縁の下の力持ち】だと思って、頼りにしています。
Q4.活動受入をされる際に、注意・工夫されていることはありますか?
永井さん:
面談・見学の際には、実際に園内を見ていただいています。
結構階段が多かったりするので、そういった所も大丈夫か確認いただいています。
また実際の環境を見ていただき、どういった活動ができそうか、一緒に考えていきたいな、と思っています。ポイント事務局からご提案があった、受入に関しての注意事項をまとめた書類も活動者の方にお渡ししています。口頭だけでは伝わりにくい事もあるかもしれませんので、書面でもお伝えするようにしています。
Q5.活動受入を検討されている施設にメッセージをお願いします!
永井さん:
受入される際には、活動者の方がどのような活動を望んでおられるか、また、お得意なこと・お好きなことなどを、一緒に探っていきながら、進めていかれたら良いかなと思います。活動者の方との繋がりを大切にしながら、一緒に施設を盛り上げていただけたら、と思います。
Q6.最後に、これから活動を始められる活動者に向けて、メッセージをお願いします!
永井さん:
ぜひ、園を見に来ていただけたら!と思います。多夢の森は、自然に囲まれた緑豊かなこども園です。活動者の皆さんと一緒に、可愛い子供たちの成長を見守っていけたら、と思っていますので、お気軽にご連絡をお待ちしています!
ー永井さん、施設のみなさま、ご協力ありがとうございました。
今後も活動者のみなさまの参考になるよう、取材を続けて参ります。次回もお楽しみに♪
今回取材した施設はこちら → 幼保連携型認定こども園 多夢の森
過去のインタビュー記事は下記よりご覧いただけます。
・【第1回】(北区)デイサービスtakkにて活動インタビュー
・【第2回】(垂水区)名谷すみれ苑にて活動インタビュー
・【第3回】(垂水区)ハーブテラス星が丘にて活動インタビュー
・【第4回】(垂水区)りらいふ舞子にて活動インタビュー
・【第5回】(兵庫区)だんらんの家上沢にて活動インタビュー
・【第6回】(西区)デイサービスばれっとにて活動インタビュー
・【第7回】(須磨区)ことばの道デイサービスにて活動インタビュー
・【第8回】(兵庫区)デイサービス花うさぎにて活動インタビュー
・【第9回】(中央区)介護老人保健施設サニーピアにて活動インタビュー
・【第10回】(須磨区)離宮しあわせ荘にて活動インタビュー
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